常陸の国から療育日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 心苦しいのは風化行政の名残?

<<   作成日時 : 2015/10/14 22:31   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

社会福祉入門〜今回の内容(第4回)は風化行政など近代日本の福祉の流れでした。
http://www.ouj.ac.jp/hp/kamoku/H26/kyouyou/B/ippan_syakai/1128248.html
(シラバス?から)

知的障害福祉は石井亮一先生や岡野豊四郎先生などの偉人伝もあるのですが、今回この「風化行政」は結果として日本の社会福祉を遅らせた、つまり「使うのは恥」という意識の植え付けに成功した思想として紹介されていました。

その思想の主は井上友一氏。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E4%B8%8A%E5%8F%8B%E4%B8%80
時代も時代、ヨーロッパでも福祉に公的資金がかっていたことは明らかであり、当時日本、富国強兵を進めていても、まだ国全体が貧乏な頃。

(自分のことは自分&地域で)、救済よりも貧困防止、そして教化が重要との考え。
二宮尊徳が模範。勤勉、倹約、貯蓄が推奨。(わからないでもないが・・・・)
働きたくても働けない、こともあるんだよ。(働けないと働かないは違うんですよ。)

結局働かない、働けないことは悪。
その考えが国民に浸透しすぎたようで、障害児者の家族は未だにも辛い思いをすることになるのです。
随分時代は変わったといえど、行政側からも、あたかも「障害児の親が悪い」と言わんばかりのことを何度も言われたことがあります。思うとまだ名残。

いっちゃんを身ごもった時もまだ産科の駅看板「優生保護法」の記載があったっけ。
(数か月で塗りつぶしていたが)これも戦後ベビーブームで子が増えすぎたので、(少しくらい)減ってもいいやということ?・・これの名残。

誰も好きで障害を負っているのでもない、そして好きで福祉のお世話になっているのではない。
障害児者も、認知症入ったご老人も。
仕方がないから、なんです。健常ならその方がどれだけ良いか。
最近こそ時代が寛容にゆとりが出てきたと思う。これは社会が豊かになったおかげとも思う。

それなら働ける・動けるうちは何であれ、「人のために」を、少しでもしよう、と思うのです。
障害児親(家族)を辛くする風潮の一つにこの「風化行政」があったと放送大学の大橋先生もおっしゃっています。
障害児者がどうしても嫌い、と言う人はおそらく、こちらの考えもあるのかな・・・と少し合点がいきました。
なるほど、ね、と。

そしてWikiにも書かれているのですが、この井上氏、50歳くらいで、亡くなっています。
しかも渋沢栄一氏(日本最初の障害児施設(滝乃川学園)の第3代理事長)らとの会食中に。
思うと皮肉なことだな・・・と感じました。

時代と主に何が良かれ、なのかは変わってくるもの、そして少しでも時代が社会的弱者にとって良い方向に動くように。いっちゃんたちにとって、そして年老いて行く「我が身」にとって。祈ります。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
心苦しいのは風化行政の名残? 常陸の国から療育日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる